Facebook(Meta)ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にユーザーを招待する方法
- gotodot
- 2022年3月22日
- 読了時間: 7分
更新日:2024年10月20日
FacebookやInstagramへの広告を行う上で必須とも言えるビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)。外部も含めたビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)へのユーザー登録方法と注意点を解説します。

Facebook(Meta)ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)をはじめ、最新のプラットフォームはアップデートの頻度が高く、UIやビジュアルが本ページと異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)の作成方法については、以下を参照してください。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)を使えば、ビジネスと個人的なFacebookアカウントを切り離して管理することができます。つまりFacebook個人アカウントで友達同士にならずに、広告アカウントの権限の付与やピクセル、Facebookページ権限の共有をすることが可能になります。
ビジネス利用する人はとても便利なので使い方をマスターしておきたいですね。
それではビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)へのユーザーの招待方法を見ていきましょう。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にユーザーを招待する方法
招待する側に必要なもの
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)の招待には、ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)アカウントが必要です。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)アカウントの作成方法は「Facebook(Meta)ビジネスマネージャを作成する方法」を参照してください。
Facebook(Meta)ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)
招待される側に必要なもの
ここで、Facebook個人アカウントと切り離されて運用、管理が行えると言いましたが、ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)の操作にはFacebook個人アカウントが必須です。またビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)招待メールを送信するため、受信可能なメールアドレスが必要です。
Facebook個人アカウント
メールアドレス
このメールアドレスは、Facebookに登録してあるメールアドレスでもいいですし、登録していない別のメールアドレスでフリーアドレスでも構いません。
招待手順
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にログインして、次の手順に従いビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にユーザーを招待していきます。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)ページ(https://business.facebook.com/)に移動します。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)「設定」ページに移動します。
「他の人を追加」をクリックします。
ガイドに従って進めていきます。
最後に「完了」をクリックして、招待中としてユーザーが追加されたことを確認します。
詳細は次を参照してください。
1.ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)に移動
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)ページ(https://business.facebook.com/)に移動するためにURLをクリックします。
2.ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)「設定」ページに移動

上記ビジネスマネージャページURLをクリックすると、このページのような画面に遷移すると思います。これは左上にあるようにMetaビジネススイートと呼ばれるページなのですが、ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)と同じようなものであまり気にする必要はありません。
画面左下にある「設定」をクリックして、「設定」ページに移動します。
※注意※
「設定」が表示されていない人はまだビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)を作成していない可能性があります。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)の作成方法は「Facebook(Meta)ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)を作成する方法」を参照してください。
3.「他の人を追加」をクリック

画面右上にある「他の人を追加」ボタンをクリックします。
4.ガイドに従って進む
ここからは表示されるガイドに従い、その時その時に応じて各種必要な設定を行っていきます。
以下基本的な流れをまとめていきます。
①招待する人と権限を指定します。

1)メールアドレスを入力します。
先述の通り、このメールアドレスは招待される人が、ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にアクセスするためのメールアドレスで、Facebookに登録されている必要はありません。
間違いのないよう記入し、エンターを押すと灰色で入力欄にメールアドレスが挿入されます。
2)アクセス許可の割り当てを選択します。
付与したいアクセス権限の右側のトグルをクリックしてONにします。
(社員アクセスの右の灰色トグルはシステム上変更ができません。)
3)右下「次へ」をクリックします。
正しいメールアドレス、正しい権限を選択したら、右下の「次へ」をクリックして、進みます。
【補足】
この例では一般的な権限のみを対象にしています。
「詳細オプション」(ファイナンスアナリスト、ファイナンスエディター、開発者)については、気にせず進めていきましょう。詳細は「ビジネスマネージャのメンバーの役割」を参照してください。
・ファイナンスアナリスト
取引、請求書、アカウントの消化額、支払い方法など、ビジネスの財務情報の詳細を表示できます。
・ファイナンスエディター
ビジネスのクレジットカード情報や取引、請求書、アカウントの消化額、支払い方法などの財務情報の詳細を編集できます。
・開発者
開発者はコンバージョンAPIお設定できます。また、イベントのモニタリング、アプリの編集、システムユーザの管理、アクセストークンの作成もできます。
②付与する権限を選択して、「招待を送信」ボタンをクリックします。

ここで、Facebookページや広告アカウント、カタログ、アプリ、ピクセル、Instagramアカウントなどそれぞれ付与したいアセットと権限レベルを選択して、招待することができます。
ただ、ここはあとから変更可能なため、まずは何も選択せずに右下「招待を送信」をクリックしていただくとスムーズかと思います。
5.「完了」をクリックして終了

続けて他にもユーザーを招待したい場合は「他のユーザーを追加」へ、完了する場合は「完了」をクリックすると画面が元の「設定」ページに戻ります。
これで、指定したメールアドレス宛に招待メールが送信されているはずですので、メール受信を確認し、招待メールを開封していただきます。
またここで、招待したメールアドレスが正しいかどうかの確認と招待できたかどうかは以下画面から確認できます。

招待メールが届かない場合
招待メールが送信されてそこにあるリンクからビジネスマネージャへアクセス可能になりますが、有効期限は招待から30日間ですので注意してください。
また上記で「招待済み」ステータスであっても、招待メールが届かない場合があります。
そういったき時には、再送信を試してみましょう。
①招待を再送信する方法

1)指定のメールアドレスをクリックします。
クリックすると右側に詳細情報が表示されます。
2)招待メールアドレスが正しいか確認します。
招待メールがこない原因として意外とメールアドレスが間違っている場合が多くありますので、しっかりと確認しましょう。
3)「再送信」ボタンをクリックします。
メールアドレスに間違いがなく、招待メールが届いていない場合、「再送信」ボタンをクリックして再招待していきます。
②招待を再送信

「招待を再送信」ボタンをクリックして、再招待は完了です。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にアクセスできない場合
一般的な招待方法は上記の通りですが、たまに招待された側でビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にアクセスできない場合があります。
いくつか原因は挙げられますが、一般的な原因として、その人のFacebook個人アカウントが二段階認証に対応していないケースです。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)では以下のような表示がされているはずです。(アクセスできない本人では確認できませんので、別のビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)管理者による確認作業です。)

1)対象ユーザーをクリックします。
二段階認証が必要だとする警告がありますので、Facebook個人アカウントで二段階認証を設定するよう連絡します。
2)二段階認証設定
二段階認証の設定方法は以下公式ページを参照してください。
二段階認証が設定されたら、ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)にもアクセスできるようになっているはずです。
まとめ
以上がFacebook(Meta)ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスマネージャ)へのユーザー招待方法です。
作業自体は難しくありませんが、そう何度もやることではないので戸惑ってしまうかもしれません。
手順に沿って一つずつ進めていただければ幸いです。
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